ネットの古本屋「海月書林」

サイトのTOPには、ひらがなで「くらげしょりん」と書かれている。
くらげ、ということばと、しょりん、という響きが、まず可愛い。
時々雑誌とかにも取り上げられているから、ご存知の方も多いかも。

店主の市川慎子さんは、
「古本」というものにあまり馴染みのない女の子たちにも、
気軽に手にとってもらえるように、と、「雑貨感覚の古本」を集めて、
この店を始めたのだとか。

そういえば町の「古本屋」に行くと、おじさんやおじいちゃんが
難しい顔で背表紙を眺めているばかりだ。
確かに、古本屋はちょっと入りにくい。
(あたしは厚かましくも、どんどん入っていっちゃうけれど)
チェーン展開しているやけに広くて明るい新古書店とは違って、
若い女の子が気軽に手に取れる本など置いてないのでは、
と思っているヒトも多いかも。

その点、この「海月書林」は、その佇まいからして違う。
扱っている本も「暮らしの手帖」とか、「保育社カラーブックス」とか、
あたし達の世代(あるいはもっと上)にとっては懐かしくて、
でも若い女の子たちにとっては、どこか新しく感じるような、
そんな本ばかり。

素朴でシンプルで質がよくて、オシャレ。
そういうものに惹かれる女の子(実年齢に関係なく)なら、
(たぶん、雑誌の「クウネル」が好きなヒトなら特に)
きっとこのサイトの品揃えを見ているだけでも楽しめるはず。
うーん。たしかに今までこういう「古本屋」さんって、
ありそうでなかったよなぁ、と思う。

サイトには「日誌」や「ブックレビュー」もあるし、
海月書林が発行している冊子「いろは」も購入できるようになっている。
しかも、ネットだけでなくもあって、そこではお茶も飲めるし、
「いろは」に紹介された雑貨を買うこともできるとか。
いいなぁ、行ってみたい。
でもその前に、まずは店主の本を買って読んでみようかな。